時代劇「三屋清左衛門残日録 春を待つこころ」メインビジュアル公開 主演・北大路欣也「若い方々の息吹を見てほしい」
時代劇専門チャンネル×J:COMによる時代劇シリーズ最新第8作「三屋清左衛門残日録 春を待つこころ」のメインビジュアルが発表された。また、12月8日(日)よる7時に日本映画+時代劇 4KにてTV初放送されることもあわせて発表された。 【写真】北大路欣也、藤岡真威人、大友花恋の3ショット ■清左衛門と若者との新たな交流を描く 本作は、藤沢周平の同名小説を北大路欣也主演で映像化した2016年から続く時代劇シリーズ。前藩主用人の職を退き、隠居した三屋清左衛門の第二の人生を、身の回りに起こる様々な出来事と共に描く。 主人公の三屋清左衛門を演じるのは北大路欣也。引き続き第8作も、優香、金田明夫、麻生祐未、伊東四朗といったお馴染みのキャスト陣が出演する。さらに、青年剣士・信次郎役の藤岡真威人や、物語の鍵を握る巫女・照日役の大友花恋に加え、信次郎と相対する剣士・勝之進役の大貫勇輔、その父・勘左衛門役の菅原大吉、僧侶・覚浄役の谷田歩ら新たなキャストが花を添える。 ■京丹波町の名瀑“琴滝”をバックにしたメインビジュアル このたび発表されたメインビジュアルは、ロケ地である京都府京丹波町の名瀑“琴滝”をバックに、北大路演じる清左衛門が温かく真っすぐな笑みをたたえている姿を収録。絶えず美しく、力強く流れ続ける滝の水のように、本作では清左衛門と信次郎や照日との交流を通じて、揺るがない想いや受け継がれる武士の生き方、若さのきらめきを描く。 なお、撮影中に行われた取材会では北大路と藤岡がそれぞれ登壇し、以下のようなコメントを寄せた。 ■北大路欣也 コメント 今作は、清左衛門が若い世代の人たちと向き合う、そんな話です。 そこには真実の愛もあるし、真実の怒りもある。人間の感情というのは、特に若い頃ほど溢れ出てきて、制御ができない。それは自分も経験していて、かつての自分と照らし合わせながら、信次郎の存在と輝きを十分に認めたからこその清左衛門の言動があります。ただ上から押さえつけるのではない、本当の意味での交流があるのです。 若い世代からの刺激を受けながら、清左衛門も成長できたのではないでしょうか。今作は若い方々の息吹を見てほしいです。 ■藤岡真威人 コメント (北大路)欣也さんから演技や所作などたくさんアドバイスをいただける環境で、毎日勉強させていただいています。 実際に現場では、欣也さんの方から声をかけてくださることも多く、一つひとつのシーンをより良いものにするために、「もっとこうしてみてもいい?」や「もっとこうしたら伝わりやすいかもしれないな」など、アドバイスをいただいています。 僕が最も欣也さんのすごいなと思うところは、画面に映った時のオーラと存在感です。あと目がすごくお綺麗な方だなと。言葉で語らずとも目で何かを伝えようとする。欣也さんの目にいつも吸い込まれそうになります。いずれ年を重ねていったら、欣也さんのように目で語れる芝居をしたい。言葉の説得力だけでなく“目力”がある、そんな役者さんになりたいと強く思いました。