花火大会で駐車場の「空き」が見つからず路上駐車。もし通報されたら罰金はいくら取られる?
花火大会は、毎年多くの人々が集まる夏の定番イベントです。ただ、周辺の駐車場はすぐに満車となり、駐車スペースが見つからないことがよくあります。空きスペースでの路上駐車や、コンビニで無断駐車をした場合、罰金はいくら払うことになるのでしょうか? そこで、この記事では駐車違反の罰金額のほか、花火大会の駐車場事情やおすすめの駐車対策について解説します。快適な花火大会を楽しむための参考にしてください。
花火大会の交通規制と駐車場事情
多くの花火大会では、安全確保と円滑な運営のために交通規制が実施されます。このため、会場周辺は渋滞が予想され、車で向かう場合は早めに出発する必要があります。 また、花火大会は多くの人が訪れるため、会場周辺の駐車場は常に満車状態です。特に人気のある花火大会では、早い時間から駐車場が埋まり、駐車スペースを確保するのが難しくなります。 多くの花火大会では、公式の臨時駐車場が設けられますが、これらもすぐに満車になることが多いため、早めの行動が必要です。臨時駐車場の利用には事前予約が必要な場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
路上駐車の罰金はいくら?具体的な金額と法律について
空いている駐車場が見つからない場合、路上の空きスペースに駐車したいと考えがちです。この場合、場所によっては駐車違反となり、罰金を払うことになる可能性があります。そこで、公道や私有地での駐車違反について、具体的な罰金額や適用される法律について解説します。 (1)公道で駐車違反した場合 公道で普通自動車が駐車違反した場合の罰金額は、以下の通りです。
上記は普通自動車の場合ですが、二輪車・原付きの反則金については、駐車禁止区域で1万円、駐停車禁止区域で9000円となっています。 (2)コンビニや飲食店で無断駐車をした場合 コンビニや飲食店など、私有地で無断駐車をした場合、公道ではないので道路交通法の適用外となりますが、民法第709条の不法行為を根拠に、土地所有者から損害賠償を請求される可能性があります。