阪神・岡田監督 ゲラ初打撃投手に「1球も高めなかったやろ?そこはすごく評価できるよな」【一問一答】
「阪神春季キャンプ」(19日、宜野座) 阪神・岡田彰布監督(66)が、新外国人のハビー・ゲラ投手(前レイズ)について言及した。この日、来日後初の打撃投手を務めてミエセス、前川と対戦し、順調な調整ぶりを見せた。一問一答は以下。 -ゲラについて。 「初めてやけど、あんだけ高めにいけへんねんな。あれな。すごいと思った。ブルペンでもな、キャッチャーに聞いても、低めに丁寧に投げてるいうのは聞いとったけど。バッター立って、どうかなと思ったけど、ボールなるのでも、全部低めやもんな。1球も高めなかったやろ?そこはすごく評価できるよな」 -終盤を任せる投手に必要な能力では。 「いやいや、それはもう、まだまだスピード、もうちょっと上がってくると思うし。この時期やし。それはやっぱり、ある程度な、勝ちパターンていうか、後ろの方で投げられる。十分と思うけどな。そこはね」 -ハイレベルな中継ぎ陣のなかでも、勝ちパターンを任せたくなるものを見せたか。 「まあ、どうだろう。それは、昔みたいにな、固定じゃないからな。今はな。だからまあ、そんな連投、連投にならんくらいの、分担制にしても枚数的には十分いけるから。また今年もそういう使い方になると思うけどな」 -層を厚くしてくれる存在だ。 「そら、厚なるやろ。軽く投げてるようやけどな、155キロぐらい出とったんやろ?あれなあ。それを打ち返しよったからな、前川な。こっちがびっくりする」 -変化球の動きもしっかりしている。 「そうやな。今日なんか、ある程度自分の感覚で投げ込むだけやったけど。まだもう一回ぐらい投げる言うてたけど、こっちでな。相手が違うとまた変わった投球になると思うけどな」 -もう一回でというのは実戦で? 「ちゃうちゃう、バッティングや。こっちでは実戦投げへんよ」 -前川は良いものを見せている。 「結果も出てるしな。レフトにも挑戦してるし」 -昨日の打席も内容が良くなってきている。 「内容て、ボテボテの内野安打はいらんけど、おまえ。まあでも、内容というか、結果的にヒットな、ええ当たりになったけど、打席の中での対応というかな、フォアボールね、ファウルで粘ってフォアボールを選ぶとかな、内容がすごく良くなってきような、おーん」 -左翼を守らせているのは監督の指示か。 「ちゃうちゃう、元々はだってスローイング、やっぱり左投げはレフト投げづらいからな、レフト線がな。レフト線であんだけノイジーがおまえ、二塁打をヒットに止めたからな、その印象があるやんか。あれ左(投げ)は止まらんよ、おーん。やっぱりちょっと肩にな、今まで負担あったからな、どうしてもな。だから、いいからレフト線は回転せえ言ってんねん。順(回転)で投げられるようにな。変に捕ってこうなったら、また肩痛める可能性があるからな。そこはやっぱり、まだライト線やったらな、順で投げられるからな、ええんやけど。ポジション的にな、レフトの左投げいうのはけっこうきついよ、やっぱりな」 -明日サムスンと試合。死球が心配だ。 「おーん。なんかもうそら知っとるよ、おーん。7死球?なんか、ピッチャーもあれ、試合しすぎやろ(笑)。そんなピッチャーもおれへんようなるんちゃうか(笑)。すんごい試合するよな」 -昨日も巨人と対戦。 「せやろ?まあ、ちゃんと言うてあるみたいやで、でも」 -昨日の巨人戦は死球0。 「いやだからなんか、2軍も来てるから、なんか、混ざったかなんか、はっきりは知らんけど、なんかそんなこと言うてたで。明日は2軍来えへんやろ、2軍試合あるから、サムスン。それ知ってるやろ?知らんかった?日本ハムと。2軍も試合あるから。明日は2軍の選手は来ないいうことやからな」 -日本ハムがピンチ。 「どうでもええと思ってるんちゃうか(笑)。日ハム2軍とするんや、2軍同士やろ。そやろ。2軍同士やろ。国頭行ってこい、おまえ。何個デッドボール当てるか見に行ってきて(笑)」 -この時期はケガが怖い。 「まあ、なんか言うたって言ってたな。いま呉昇桓(オ・スンファン)についてたマネジャーがサムスンのマネジャーらしいから、通告しといたと言うてた。よお知ってるから、ちゃんと通告しといたいうて」 -川原が先発か。 「そうそうそう」 -持っているものを出してくれたらいい。 「そうやな。みんな一回投げたしな。あしたは具志川組が投げるしな。岩貞、加治屋、島本。川原もずっと去年の11月のキャンプからだいぶよおなったと言うてたから、一回、3イニング投げさせてみようって」 -韓国は。 「昔のイメージないよな。昔はサムスン強かったけどな、レベル落ちてるんやな、韓国」