「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 サイクロンマグナム/ハリケーンソニック」先行レビュー
タカラトミーのミニカー「トミカ」から展開されている「トミカプレミアムunlimited」シリーズより、タミヤのレーシングホビー「ミニ四駆」とのコラボトミカが展開されている。 【画像】「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆」よりサイクロンマグナム(左)とハリケーンソニック(右) その中で第2次ミニ四駆ブームを牽引した作品「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の主人公・星馬烈と豪が使用するフルカウルマシンが次々発売されており、初代の「マグナムセイバー/ソニックセイバー」、2代目となる「ビクトリーマグナム/バンガードソニック」がそれぞれ「トミカプレミアムunlimited」シリーズで立体化された。 そして、ついに「『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』といえばこのマシン!」といえる3代目主役マシン「サイクロンマグナム」と「ハリケーンソニック」がトミカに登場する。 今回は一足先に「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 サイクロンマグナム/ハリケーンソニック」の魅力を紹介していく。 ■ Vマシンを引き継ぎつつ、新たに生まれ変わったマグナム&ソニック 商品の紹介の前に、「サイクロンマグナム」と「ハリケーンソニック」について触れておきたい。 マンガ・アニメで登場経緯は異なるが、「サイクロンマグナム」は「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」に登場する大神博士が作り出したバトルマシンを使用する大神軍団のマシンによって、2代目マシン「ビクトリーマグナム」が損傷し、星馬豪が新たに手を加えて誕生した。 そして「ハリケーンソニック」はそんな「サイクロンマグナム」の進化に焦りを感じた星馬烈が2代目マシン「バンガードソニック」と向き合い、苦心して誕生させたのが「ハリケーンソニック」だ。 デザインもこれまでのシャーシやタイヤを覆うカウルからF1マシンを彷彿とさせるものへと変化。Vマシンと呼ばれた「ビクトリーマグナム」、「バンガードソニック」のフロントカウルを取り外した状態に近いデザインから、さらに磨き上げられたシャープな造形と「スーパーTZ」シャーシが採用されたニューマシンとして活躍。ミニ四駆シリーズの中でも強いインパクトを残した。 ■ 嵐のように走り抜ける新たなマグナムとソニックがトミカで登場 はじめに「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 サイクロンマグナム」を紹介していく。 豪のストレートでのかっ飛びセッティングが反映されたリア・ウイングの角度やフロントのみのローラーなど随所に見受けられる。ボディもシャーシの一部が見えるような鋭いものとなっており、フロントタイヤも小型のものが使用され、1996年当時のキットを彷彿とさせるものとなっている。 すでに発売されている「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆」の「マグナムセイバー」、「ビクトリーマグナム」と比較すると、その進化の歴史やマグナムの系譜が持つ直線勝負のスピリットの繋がりが感じられる。 そして、シャーシの比較ではミニ四駆の進化が感じられ、手のひらサイズのトミカでの再現度の高さがうかがえる。 続いて「トミカプレミアムunlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 ハリケーンソニック」を見ていこう。 烈の安定した走りやコーナリング重視のセッティングを体現した左右のフロントカウルに繋がるウイングや3段のフラップのついた大型のリアウイングとダウンフォースを発揮する形状が再現されている。またサイドローラーも装備したコーナリングを意識したカスタムが特徴的だ。 「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆」の「ソニックセイバー」、「バンガードソニック」と比較していこう。セイバー、Vマシンを経てカウルの形状変化の大きさや車高の違いがわかる。 ■ 「トミカプレミアム unlimited」で熱いレース! 「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 サイクロンマグナム/ハリケーンソニック」でミニ四駆の白熱のレースを再現。歴代マグナム、ソニックも合わせればグランプリレースのような迫力のディスプレイが楽しめる。 以上、「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆 サイクロンマグナム/ハリケーンソニック」を一足先に遊んでみた。 F1マシンを彷彿とさせる印象的なシャープなデザインが、手のひらサイズのトミカでも細かく再現されている。マグナムの青、ソニックの赤のカラーリング表現はもちろん、各マシンの細かなセッティングや「スーパーTZ」シャーシのコンセプトも拾われている。 レーシングホビーの繊細なマシン描写もこれまでの「トミカプレミアム unlimited 爆走兄弟レッツ&ゴー!! ミニ四駆」シリーズと見比べるとその進化を感じられるのも楽しい。 (C) TOMY (C)TAMIYA (C)こしたてつひろ/小学館・ShoPro ※掲載の写真はサンプル品を撮影しています。実際の商品とは異なる場合があります。
HOBBY Watch,吉田航平