能登半島地震から4日目 断水続き…高齢者多く不安も 震度7観測の町は<中継>
日テレNEWS NNN
能登半島地震の発生から4日目となりました。石川県内の死者は78人にまで増えています。最大震度7を観測した志賀町から鎌田有真記者が中継。 ◇ 志賀町の富来(とぎ)という地区に来ています。私がいまいる場所は避難所となっていまして、およそ200人が身を寄せています。 地震から4日目を迎え、日中は一度自宅へ戻り、片づけをする人たちの姿がありました。ただ、この地域は高齢者の1人暮らしが多く、片づけが思うように進まないため、とにかく人手がほしいといった声が多く聞かれました。 県によりますと、志賀町は4日朝の時点で8800世帯ほどが断水していて、地震も続いていることから、夜は避難所へ戻り、身を寄せ合って不安な日々を過ごしています。 給水所には朝から水を汲みにくる人が多くいました。トイレが使えないため、雨水をためてトイレに使っているという人も多くいるそうです。 元日を襲った地震、災害なだけに、とにかく気の休まる、落ち着いて眠れる場所がほしいといった声もありました。被災者の疲労が色濃く出始めている印象です。