【DeNA】梶原昂希が約290%大幅増2200万円「打って守れる不動の1番に」盗塁王にも意欲
DeNA梶原昂希外野手(25)が21日、横浜市内の球団事務所で契約更改を行い、年俸750万円から約290%アップの年俸2200万円でサインした。「今年ダメならクビだろう、くらいの覚悟でキャンプイン、自主トレから臨みましたし、自分にとっても自信になるシーズンでした」と充実の表情を浮かべた。 今季は「6番中堅」で開幕スタメンを勝ち取りながら、4月に出場選手登録を抹消。約1カ月の2軍調整を強いられた。しかし5月に再昇格後は1軍、そしてスタメンに定着し、大ブレーク。俊足を武器にして7月以降は1番打者を務め、91試合に出場して打率2割9分2厘、4本塁打、チームトップの16盗塁で強力打線をけん引した。 それでも「今季の成績で満足してない。まだまだ数字見ても三振も多いですし、四球もとれてない。盗塁にしても満足いくものじゃなかった。課題を挙げたらキリがないんですけど、取り組んでいきたい」と課題克服を誓った。 来季に向けてオフは3年連続でソフトバンク柳田に弟子入りしてともに自主トレを行う。来季の目標には「不動の1番、打って走れる1番打者になれれば。当然、狙っていけるタイトルは狙っていきたいですし、盗塁王は一番欲しい。30、40盗塁走れるくらいの走力、技術を上げるために取り組んでいきたい」と掲げ、今季は3割1分4厘だった出塁率も「3割5分、4割近くの出塁率を目安にやっていきたい」と誓いを立てた。(金額は推定)