【NFL】元オールプロのRBベルがNFLに再挑戦、スティーラーズでのプレーのみに関心
スティールシティのかつてのスターが、意外な復帰を試みるかもしれない。ピッツバーグ・スティーラーズに5年間在籍した元オールプロのランニングバック(RB)リビオン・ベルが、2年のブランクを経てNFLへの復帰を考えているものの、1つのチームでのみプレーしたいと、先週にソーシャルメディアで発言した。
『ESPN』によると、ベルは自身の動画で「自分自身に正直でいようとしている。外に出て、地面に足をつけるんだ。感じるか? 痛いのか? 外に出て、また本当にプレーできるのか?」と話し、次のように続けたという。
「3月にトレーニングに出て、4月になってNFLに再び戻ると決めるようなことがあれば、今から言う俺の言葉を覚えておいてほしい。俺は今までで最高の状態になっているだろうさ」
「あの1つのチームのためだけに戻ってくる。それがどのチームかはみんな知っている。チームの名前を口に出す必要はない。みんな知っているはずだ」
ベルが言っているそのチームとは、スティーラーズのことだろう。ベルはスティーラーズでキャリア最初の5年間を過ごして5,336ランヤード、タッチダウン35回を記録し、3度プロボウルに選出されている。しかし、契約問題で2018年シーズンをまるまる棒に振った後、ベルは移籍して次の3年間で4つの異なるチームを渡り歩いたが、ピッツバーグ時代のような成功を収めることはなかった。
ベルはこうコメントしている。
「離脱したこと、スティーラーズを離れたことをファンに謝ったことはない。決して謝らなかった。だから、この世で最高のファンを置いていってしまったことを謝りたい。離れるべきじゃなかった。謝るよ、本当に離れるべきじゃなかった。謝罪する。俺の過ちだ。俺に責任がある」
ベルはどのチームとも2022年や2023年シーズンの契約を結ばず、一時はプロボクシングにも挑戦していたことから、正式な引退表明はなかったにせよ、引退したと見る向きは多かった。