工藤美桜&尾碕真花、スーパー戦隊ピンク役コンビがW主演 人気ガールズラブ小説を実写ドラマ化
MBS『コールミー・バイ・ノーネーム』
俳優の工藤美桜と尾碕真花が、2025年1月9日より放送スタートするMBS連続ドラマ『コールミー・バイ・ノーネーム』(火曜深夜1時29分 ※初回のみ火曜放送)でダブル主演を務めることが16日、分かった。本作がともに初主演となる。 【画像】白ワンピからスラリと伸びる健康的な脚が印象的…工藤美桜のプライベートショット 今作では小説家・斜線堂有紀氏によるガールズラブ小説『コールミー・バイ・ノーネーム』を実写ドラマ化。ダブル主演の工藤は『魔進戦隊キラメイジャー』、尾碕は『騎士竜戦隊リュウソウジャー』にて、それぞれ1期違いのスーパー戦隊シリーズでピンクを演じて大きな注目を集めたコンビとなる。 この恋は終わる、彼女の“本当の名前”を当ててしまったら……。英知大学に通う世次愛(よつぎ・めぐみ/工藤)は、ゴミ捨て場に捨てられていた美しい女・古橋琴葉(ふるはし・ことは/尾碕)と出会う。琴葉を自宅に招いたことをきっかけに友人になりたいと思う愛だったが、そんな琴葉が代わりに提案してきたのは、本当の名前を当てられるまで“恋人”でいること。そして、仮初めの交際の中で彼女の本名を当てられたら約束通り“友人”になるという奇妙な賭けだった。後に引けずその賭けに乗ることになった愛は、琴葉と“恋人”としてぎこちなくも関係を深めていくが、彼女の名前に隠された過去が現在に牙をむくようになり――。限られた時間の中で不器用な想いと切なさがほとばしる、新世代のガールズラブストーリーだ。 また、全8話を監督する枝優花氏によるドラマビジュアルも一挙解禁された。なお、今作はTVerおよびMBS動画イズムでの見逃し配信に加え、FOD見放題にて独占配信が決定している。 出演者らのコメントは以下の通り。 ○工藤美桜 「出演が決まった時は、嬉しい気持ちと目標にしていたドラマ初主演ということで撮影が始まる前から緊張していたことを覚えています。原作、脚本を読まさせていただいて物語に魅了されたのと同時に苦しくなる瞬間もありました。ですが、お互いに抱えている弱さを持ちながらも2人なら生きていける、1人じゃないんだよ。ということを愛を演じるにあたって琴葉に対してもですし、観てくださる方々に救いを与えられる存在でありたいなと思い演じました。撮影を重ねていくうちに、私自身も愛のもつ優しさやまっすぐな面に励まされていました。不器用ながらも、琴葉と出逢い、必死にもがきながら強くなっていく愛が琴葉との関係がどうなるかを最後まで見届けてほしいなと思います。映像もとっても綺麗で早く皆さんに見てほしい……とうずうずしております……。スタッフ、キャスト一丸となって全力で向き合ったコルミノ、楽しみにしていてください!」 ○尾碕真花 「この度、古橋琴葉を演じさせていただきました尾碕真花です。初めに原作の小説を読ませて頂き、『この古橋琴葉を私が?? 出来るのか……?』と重圧のようなものを感じたことを覚えています。琴葉からは全ては語らない妖艶さや、静かだけれど迫力さえ感じるような色気などを強く感じました。なかなか掴みきれない琴葉の輪郭を必死に自分の中で探しながら、手放さないように撮影する日々でした。『コールミー・バイ・ノーネーム』という作品が持つ繊細さと、枝監督の世界観から生み出される儚さや幻想的な空気をスタッフの皆様が一丸となって作り上げてくださった映像は本当に美しく、全てのシーンが素敵なものになっていると思います。ドラマ初主演。目まぐるしい日々を駆け抜けました。沢山の方に届くことを願っています。コルミノ! よろしくお願いいたします」 ○枝優花監督 「これまで『誰かの期待に応えられる自分』を必死に形成してきた気がします。最初はそんな自分に心地よさを感じていました。けれどそれは次第に自身を縛る鎧となり、気づけば一体自分が何者か見失い、ついに身動きが取れなくなりました。そんなとき、この原作を手にしました。名前を捨てた少女が、自分の本当の名前をたった1人の人に見つけてもらおうとする話。直感的に『今この作品をやらなければならない』と思いプロデューサーに連絡しました。そして撮影を終えた今、なぜ自分がこの作品に猛烈に焦がれたのか、わかった気がします。人は1人では生きて行かれません。誰かに自分を認識され、求め、愛し愛され、今ここに居る喜びを感じる、その繰り返し。そして気づけば相手の求める誰かになろうと自己を変容させ、時に理解を示さない相手を拒絶する。 理解されない私には価値がない、と孤独を感じる。けれど本当は、自分を愛せるのは自分だけ。私が私を見つけないといけない。私は私だけのものだから。この作品を作るために、スタッフ・キャストたちとこれまでのドラマという型、自身が抱える殻を破って、今の私たちだからこそ描ける『本当の私をあなたと見つける』に全力で向き合いました。きっと賛否両論あるでしょう。それでも、今、この物語が必要である誰かにきっと届くと信じています。是非とも、今冬よろしくお願いいたします!」 ○斜線堂有紀 「私にとって大切な物語なので、ドラマ化の話を頂いた時は驚きました。撮影前はどうなるのだろうと思っていたところもあるのですが、今はこの物語に真摯に向き合ってくださったと思っています」
ENCOUNT編集部