【陸上】田澤廉はThe TENエントリーから外れる 10000mパリ五輪ワールドランキングでは日本最上位上位
3月16日に米国・カリフォルニア州ロサンゼルスで行われる中長距離の競技会「The TEN」のエントリー選手が更新され、男子10000mに出場を予定していたブダペスト世界選手権代表の田澤廉(トヨタ自動車)がエントリーから外れたことがわかった。 3月16日の米国「The TEN」に塩尻和也、太田智樹、 駒大勢らがエントリー 指導する大八木弘明・駒大総監督は東京マラソンの際に「脚に少し不安がある」と欠場の可能性も示唆していた。田澤は昨年12月の日本選手権10000mで「年間通した連戦の疲れから強化練習ができず積み上げができなかった」という状態ながら、27分22秒31の自己新(日本歴代4位)をマークして4位だった。 なお、パリ五輪の出場資格獲得の目安となる世界陸連のワールドランキング(Road To Paris)においては日本人最上位の17位で、ターゲットナンバー(出場枠)の27の中に入っている。パリ五輪代表選考会の日本選手権10000mは5月3日に静岡・エコパで行われる。 The TENの最もハイレベルな「Paris男子10000m」には日本記録(27分09秒88)保持者の塩尻和也(富士通)、同歴代2位(27分12秒53)の太田智樹(トヨタ自動車)、同5位(27分25秒33)の伊藤達彦(Honda)、同8位の田村和希(住友電工)に加え、駒大の佐藤圭汰(2年)、鈴木芽吹(4年)、篠原倖太朗(3年)がエントリーしている。 「Paris 女子10000m」には日本勢でただ1人、矢田みくに(エディオン)がエントリー。その他の組では男子10000mには鈴木塁人(SGホールディングス)や石原翔太郎(東海大)、長谷川柊(Kao)、1500mに小原響(青学大)らといった面々が登録している。
月陸編集部