「盗んだ記憶は少しある」佐賀県の臨時職員を住居侵入と窃盗疑いで逮捕 福岡県筑紫野市の住宅でネックレスなど盗んだか
住宅に侵入し、ネックレスなど計14点(計約457万円相当)を盗んだとして、福岡県警筑後署は25日、住居侵入と窃盗の疑いで佐賀県の臨時職員の男(45)=福岡県柳川市矢加部=を逮捕した。「盗んだ記憶は少しあるが、場所や点数までは覚えていない」と供述している。 逮捕容疑は4月12日午後1時50分ごろ、福岡県筑後市の男性宅に侵入し、男性の妻のネックレスや指輪を盗んだ疑い。 署によると、容疑者と男性に面識はない。当時、玄関の鍵はかかっていなかった。被害に気づいた男性が、2日後に署に届け出た。 佐賀県人事課によると、容疑者は農林水産部農業試験研究センターの臨時職員。任期は7月1日から来年3月末まで。勤務態度は真面目で、無遅刻無欠勤だったという。事件が発生した4月12日は、臨時職員の任期前だった。逮捕された25日朝、職場に「具合が悪い」と連絡し、仕事を休んでいた。 泉智徳総務部長は「県民の信頼を損なうことになり、深くおわびする。厳正に対処する」などのコメントを出した。