残り2kmで落車、新城出場のイツリア・バスク カントリー第2ステージ|ユキヤ通信
残り2kmで落車、新城出場のイツリア・バスク カントリー第2ステージ|ユキヤ通信
4月1日~6日、スペイン・バスク州を舞台に開催される6日間のUCIワールドツアー、イツリア・バスク カントリー)に新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が出場中。第2ステージではポール・ラペイラ(デカトロン AG2R ラ モンディアル、フランス)がスプリントを制して勝利、プリモッシュ・ログリッチ(ボーラハンスグローエ、スロベニア)が総合首位を維持している。新城は113位で無事フィニッシュしている。
フランス、スペイン国境をまたぐスプリントステージ
第2ステージはスペインとフランスの国境の町、イルンをスタートし、バスク海岸に沿うように北上し フランスに入り、フランス領のバスク地域の町、カンボにフィニッシュする160km。 コースのほとんどがフランス領土内で、スタートから終始細かいアップダウンが繰り返される、のこぎりの刃のようなコースレイアウトに加え、強い風、終盤につれ、小雨がぱらつく天候が選手を苦しめた。 フィニッシュが近付くにつれ、集団内で落車が起こるナーバスな展開に、新城所属のバーレーン・ヴィクトリアとしては安全に残り3kmまでエースを集団で運ぶことが最優先となるなか、フィニッシュまで残り2kmでも落車が発生し、集団は分断されてしまった。 バーレーン・ヴィクトリアのエース、ペイヨ・ビルバオ(スペイン)は先頭集団でフィニッシュし、総合10位にランクアップ、新城は113位で無事にフィニッシュしています。
新城幸也のコメント
『今日はスペインではなく、フランスでのコースとなった第2ステージ。スタートは晴れていたが、半分を過ぎた辺りから雨が降り始めて、集団は一気にナーバスに……。残り5kmで大きな落車、残り2kmでも落車があり、スプリントステージになるかと思われたが、総合上位選手も巻き込まれて、荒れた結果となってしまった。チームとしてもサンティアゴ(ブイトラゴ)がタイムを失ってしまった。雨が降り始めて、終始ごちゃごちゃした慌ただしい集団の中で、チームのためにこれと言って働くことが出来なかった一日……。明日はもっと気を引き締めて、サポートしないとね! 』。 レース公式サイト。 Itzulia Basque Country。 PHOTO&TEXT:Miwa IIJIMA
Bicycle Club編集部