吉高由里子が主人公・紫式部（まひろ）を演じる大河ドラマ　第43回の見どころ紹介

道長を演じる柄本佑【写真：(C)NHK】

　俳優・吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部（まひろ）を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』（日曜午後8時）。第42回では道長（柄本佑）と三条天皇（木村達成）の覇権争いが描かれ、その後、道長が病に倒れる様子が描かれた。第43回はどんな展開になるのか。 【写真】「なんか…凄いことに」と驚き　ガラリと変化した『光る君へ』最新相関図 （※以下、ドラマの内容に関する記述があります） 　NHKによると、三条天皇の暮らす内裏で度々火事が起こり、道長は三条の政に対する天の怒りが原因だとして、譲位を迫る。しかし、三条は頑として受け付けず対立が深まる。その後、道長は三条のある異変を感じ取る。その頃、まひろは皇太后・彰子（見上愛）に仕えながら、源氏物語の執筆を続ける中、越後から帰京した父・為時（岸谷五朗）と再会。さらに娘・賢子（南沙良）から恋愛の相談をされて……という展開に。 　第42回の本編終了後の次回予告では、道長が「お目が見えずお耳も聞こえておられぬ」と話す映像があった。誰が話しているのか姿はなかったが「ご譲位を願い奉るのですね」という声も。三条との覇権争いがいよいよ佳境に入る気配を感じる。激しくなりそうな三条天皇VS道長に注目したい。 　また、次回予告では、倫子（黒木華）が「殿に愛されてはいない……」と衝撃的な言葉を発する場面があった。さらに双寿丸（伊藤健太郎）が「来年大宰府に行く」と話し、賢子がまひろに「母上は振られたことある？」と問う場面も。倫子と道長の関係、さらに賢子の恋の行方とまひろの対応にも注目したい。