韓国の亜熱帯作物研究をリード…農村振興庁、全羅南道にセンター建設
【09月07日 KOREA WAVE】亜熱帯作物が新たな収入源として注目され、韓国で栽培技術を推進するための主要研究施設の建設が始まった。 韓国農村振興庁は4日、全羅南道長城郡森渓面上道里で「亜熱帯作物実証センター」建設事業の起工式を開催した。 このプロジェクトは2026年まで続けられ、研究施設は全羅南道長城郡森渓面一帯の約20万5000㎡の敷地に建設される。 農村振興庁は研究施設の建設とともに、新たな収入源として期待される亜熱帯作物の栽培技術の体系的な実証や、その技術の普及基盤の運営、産業化を促進するための国家規模の亜熱帯作物研究を進める。 国立園芸特作科学院のキム・ミョンス院長は「気候変動に対応し、農業部門の被害を最小限に抑え新たな農業産業を創出するためには、国家主導の戦略的な対応が鍵となる。亜熱帯作物実証センターは、農業分野の気候変動対応に加え、新産業の創出によって農業従事者の収入増に大きな役割を果たすことになるだろう」と述べた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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