長崎IR「資金は十分」と県幹部 不認定の国交省と協議へ
長崎県幹部は23日の県議会で、同県佐世保市で計画していたカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)の整備計画が国から不認定とされたことに関し、資金は十分確保できていたなどと強調した。IR関連規制を所管する国土交通省側と今後協議する方針。 国交省は昨年12月下旬、長崎県の整備計画を不認定とした。資金調達や事業の継続性を巡り、裏付けとなる根拠が不十分であることなどを理由とされた。 答弁した早稲田智仁企画部長によると、4383億円の事業費に対し、昨年9月時点で金融機関などが計約1兆円の資金を拠出する意向を示したとしている。