平戸海が抱負「再び三役へ」 境川部屋、九州場所前に激励会 長崎・諫早
10日に初日を迎える大相撲九州場所を前に、諫早農高出身の境川親方(元小結両国)が師匠を務める境川部屋の激励会が3日、長崎県諫早市のホテルグランドパレス諫早で行われた。 同部屋の現役力士20人超をはじめ、政財界や後援会などから関係者約250人が出席した。境川親方は「われわれは勝負の世界に生きている。勝たんと人は評価してくれない。負けたら何一つ言い訳ができない。それを肝に銘じて各力士たちは頑張ってもらいたい」とあいさつした。 親方からマイクを渡された幕下の對馬洋(諫早市出身、諫早農高卒)は「まだまだ頑張りたい」と十両返り咲きに意欲を見せた。7月の名古屋場所で長崎県出身力士として23年ぶりの三役昇進を果たしたものの、9月の秋場所で負け越して平幕からの出直しとなった平戸海(平戸市出身)は「先場所は情けない相撲を見せてしまった。しっかり勝ち越して三役に戻れるよう頑張るので、応援よろしくお願いします」と決意を語り、出席者から大きな拍手を受けていた。