写真：LIMO [リーモ]

冬の庭に華やかな彩りを添えてくれるクリスマスローズは、2～3月が満開期。周りに多年草を植えておくと、ローメンテナンスで1年中花が絶えない庭が完成します。 【写真9枚】美しいクリスマスローズが見せる表情＆一緒に植えたい多年草たち 今回はクリスマスローズと相性のよい多年草を選ぶポイントを紹介します。 おすすめの四季折々の多年草も、参考価格とともに見ていきます。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

クリスマスローズと相性のよい多年草とは？

●耐陰性があり半日陰でも育つ植物 クリスマスローズは夏の強い直射日光が苦手。冬は周りの植物が葉を落として日当たりがよくなり、夏は葉が茂って半日陰になるような場所を好みます。 クリスマスローズと一緒に植える植物も、同じように耐陰性が強い品種を選ぶのがオススメです。 ●比較的生長が穏やかな植物 クリスマスローズは花が咲き終わったあとも葉が残ります。夏までは新しい葉も伸びて地中では根を伸ばすので、周りに適度なスペースが必要。 旺盛に地下茎を伸ばしたり、株がグングン大きくなったりする多年草は、クリスマスローズにとってはありがたくない存在です。 どちらかというと年月をかけてゆっくり生長し、クリスマスローズのさまたげにならない植物を選びましょう。 ●冬～春はコンパクトサイズの植物 冬～春にかけてのクリスマスローズ最盛期には、できるだけ花の美しさが際立つように、周りの植物は控えめなタイプがオススメ。 背丈が低く小さな花が咲く植物を集めると、高い位置で咲くクリスマスローズの引き立て役として活躍してくれます。 ●夏～秋は背が高く葉が茂る植物 落葉樹は夏の強い日差しを遮りますが、樹木を植えていない場合は、背丈が高く葉も大きめの植物がその代役に。クリスマスローズが葉焼けしないように、優しい日陰を作ってくれます。 クリスマスローズは夏に休眠するので、この時期に周りに華やかな多年草があると、色あせして倒れた葉も目立たなくなるでしょう。