山川穂高選手（左）と和田毅投手（右）【写真:時事】

◇プロ野球パ・リーグ　ソフトバンク12－0楽天(22日、京セラドーム) 楽天に2試合連続完封勝利の首位ソフトバンク。この試合を終えてチーム防御率は1.93。リーグ唯一の1点台を記録しています。 【画像】ソフトバンク・山川穂高選手が先制3ランでどすこいポーズ 先発を務めた43歳のベテラン和田毅投手は、序盤の3回をパーフェクトピッチング。その後も安定した投球で、楽天打線に2塁すら踏ませず。7回まで102球を投げ、被安打3、無四球、無失点。打線の大量得点の援護もあり、危なげない展開で今季2勝目を挙げました。 和田投手はお立ち台で「前回の登板が本当に良くなかったので、たくさんの援護があったんですけど、本当に必死に1イニングずつ投げていました」とこの日のピッチングを振り返りました。 そしてこの日は「白のキセキ2024」として京セラドームでの開催。20年前に行われたプロ野球界初のユニフォーム配布イベントである「白のキセキ」でも和田投手は先発登板し、9回1失点で勝利投手となっていたため、「自分が投げる時は毎回、白のキセキをやってほしい」とコメントしました。 リーグ首位を独走しているチームについては、「先発、中継ぎにかかわらず本当に素晴らしい投手陣の中で切磋琢磨して投げることができていますし、それを野手がしっかりと打ってくれる。本当にいい状態でかみ合っているので、しっかり地に足をつけてチームとして勝っていけたらなと思います」と語りました。 最後は会場に集まったファンへ向けて「この中で20年前の白のキセキをご存じの方は何パーセントくらいいるか分かりませんが、いつかまた白のキセキがあるときには自分はもうさすがに投げていないと思うんですけども、またありましたら是非足を運んで応援してください」と呼びかけています。