アリ・アスター製作×ジェシー・アイゼンバーグ主演『サスカッチ・サンセット』5月公開決定
アリ・アスターが製作総指揮を務めた、ジェシー・アイゼンバーグ主演映画『Sasquatch Sunset(原題)』が、『サスカッチ・サンセット』の邦題で2025年5月23日より新宿ピカデリーほかで全国公開されることが決定した。 【写真】『サスカッチ・サンセット』場面写真 本作は、雄大な自然の中で暮らすサスカッチ一家の生活をドキュメンタリータッチに描き、現代社会で生きる私たちに“生きること”を問いかける作品。2024年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、サウス・バイ・サウスウエストでは観客賞にノミネートされた。 『ヘレディタリー/継承』や『ミッドサマー』で知られるアスターが製作総指揮を務め、菊地凛子主演映画『トレジャーハンター・クミコ』や、エマ・ストーン主演のテレビシリーズ『The Curse/ザ・カース』などのゼルナー兄弟が監督を務め、実に10 年以上の歳月をかけ、長編映画化。また、脚本とその独創的な設定に惚れ込んだアイゼンバーグが、主演だけではなくプロデューサーも兼任した。 北米の霧深い森に生きる4頭のサスカッチ。彼らは寝床をつくり、食料を探し、交尾をするといういつもの営みを繰り返しながら、どこかにいると信じる仲間探しの旅を続けている。そして、絶えず変化する世界に直面しながら、生き残りをかけて必死に戦うことになる。果たして彼らが辿る運命とは。 あわせてティザービジュアルと特報映像も公開。ティザービジュアルには、毛むくじゃらのシルエットが一層謎を深めるサスカッチ一家が、遠くの木々の合間から立ち上る煙を呆然と眺める後ろ姿が収められている。 特報映像は、サスカッチたちの暮らしの一部が垣間見え、鬱蒼とした森、山の向こうに沈む夕日、壮大な自然が、まだ謎深い生物の強い生命力を感じさせるものとなっている。そんな本作に、アスターも「歴史的名作『人類創世』を超える傑作の誕生」と絶賛している。
リアルサウンド編集部