「もう少し座る場所もほしい」駅前のバス・タクシーターミナルを広場に大改造プラン 乗降場を近くに再配置して生まれ変われるか? 検討が進む福山駅前
大きく変わろうと検討が進む福山駅前南口(広島・福山市)についてです。2018年に作られた福山駅前ビジョンによりますと、駅前に広大な芝生の広場が広がり、ピクニックやテントもできるようなスペースが描かれています。あくまでもイメージで、アイデアが詰まったコンセプト画です。 【画像を見る】駅前のバス・タクシーターミナルを広場に大改造プラン 検討が進む福山駅前 福山駅周辺では、北口にある福山城が築城400年でリニューアルされ、注目されましたが、南口も再整備に向けて少しずつ動き始めています。どんなふうに変わろうとしているのか、現場を見てきました。 小林康秀 キャスター 「福山駅にやってきました。南口には広場空間はあるのですが、その向こうには雨よけの屋根があったり、タクシー乗り場・バスの乗降場があります。もし、この広場空間がもっと広ければ…。今、福山市はイメージ図などを作るなどしていて、駅周辺の魅力を高めるため、居心地のよい広場空間を検討しています」 福山市は、2021年から福山駅前広場協議会を開催し、再整備の検討を続けてきましたが、先月、中間的なとりまとめをしました。テーマの1つは、「ウォーカブル」。駅前を歩く人が移動しやすく、過ごしやすい広場にするためにはどうしたらよいかです。 小林康秀 キャスター 「三之丸町の再生プロジェクトの現場では、着々と工事が進んでいまして、建物はほぼできあがりつつあります。ことし中にはそれぞれ稼働を始めるということです。駅前が本当に変わろうとしています。この場所から広場方向を見ますと、車道があったり、バスターミナルなどがあったりして、反対側の東側に行こうとすると、大回りしないと行くことができません。この駅前広場全体で1万4000平方メートルあるのですが、その大改造が検討されているんです」 ■駅前がどう変わっていくのか 利便性や回遊性など2つの案を検討 現状の東西の往来は、地上のルートのほかに地下のルートがありますが、やはり上り降りの負担は生じてしまいます。福山市では2025年度以降、道路やバス乗降場などの配置を変える予定で、基本計画の策定を進めています。今、残っている案は2つです。
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