御堂筋開発も万博への追い風に?ウェルビーイングをテーマにした新ビル誕生
TVOテレビ大阪
【中継 アナウンサー】20日は再開発で盛り上がる御堂筋に来ました。あちらが北側・梅田の方向、そしてこちらがミナミの方向です。今私がいるのは淀屋橋からミナミの方角に4分ほど歩いた場所です。ここに、20日新しいビルが誕生しました。それがこちら、「アーバンネット御堂筋ビル」です。高さは100メートル、地上21階建てのビルなんです。 中に入っていきますと、1階にはカフェや飲食店などが入っています。2階より上はオフィスフロアになっているんですが、このオフィスが特徴的なんです。テーマは、「ウェルビーイング」。心と体の健康そしてICT・情報通信技術の活用による新しい働き方です。先ほど案内してもらいましたのでご覧ください。 午前10時過ぎ。吹奏楽団やちんどん屋さんによる演奏でオープンを祝いました。ビルのテーマはウェルビーイングと、ICTによる新しい働き方。開発担当者に案内してもらいました。ラウンジエリアには、心とからだの満足を意味する「ウェルビーイング」を目指した様々な仕掛けが。 【開発担当者】「いろいろなテナントの人が使うことに。利用状況をアプリでかくにんすることができる」さらに御堂筋を意識したこだわりの装飾も。 【アナウンサー】「御堂筋らしさ、銀杏並木にちなんでイチョウの葉が。意外なものが、スイカです」 また、ビル利用者の健康を保つための最新設備も。わずか15分間で快適な睡眠をとることができる仮眠室や、運動ができるフィットネスルームもあり、体と心の健康を保つための設備が導入されています。 【NTT都市開発 池田康社長】「盛り上がりつつある御堂筋といっしょになって、少しでも役に立てれば。NTTグループは万博へのパビリオンも出展するので連携していければ」 オープニングを記念して大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」が遊びに来てくれました。こんなビルで働いたら楽しそうだね!20日と21日、こちらのオープニングイベント会場で写真撮影に応じてくれるそうです。というのも、このビルの開発を手掛けたNTTグループは万博にパビリオンを出すことが決まっています。 こちらにはパビリオンの模型も展示しています。パビリオンは2024年12月に建物が完成するそうです。 御堂筋ではほかにも、会場の夢洲と連携させて万博を盛り上げる「御堂筋サテライトプラン」の計画も進んでいます。御堂筋を歩いていると様々な場所で建設が進んでいます。ランドマークとなりうるツインタワーの開発も楽しみです。大阪・関西万博まで297日となりました。御堂筋の開発も万博への追い風になりそうです。
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