鳥山明さんが20年越しに考案した、映画版に続く新章「天使の勇者編」

　「ドラゴンボール」の鳥山明さんによる名作コミックを映像化した「SAND LAND: THE SERIES」（ディズニープラス「スター」で配信中）から、新章「天使の勇者編」のPV（https://youtu.be/-U_MSMt_W5g）とキービジュアルがお披露目。物語がいよいよクライマックスを迎えるなか、映像では“最強悪魔”と“最凶天使”の最終決戦が幕を開ける。 【フォトギャラリー】映画「SAND LAND」場面写真 　本シリーズは、2023年に公開された映画「SAND LAND」に、映画では描ききれなかったカットや原作の名シーンを追加した「悪魔の王子編」と、鳥山さん本人が20年越しに考案した映画版に続く「天使の勇者編」で構成されている。 　「悪魔の王子編」（1～6話／配信中）で、国王が水を支配し、人々が長年の水不足にあえぐ砂漠の世界「サンドランド」を救った悪魔の王子・ベルゼブブブ（声：田村睦心）、人間の保安官・ラオ（声：山路和弘）、王子のお目付け役の魔物・シーフ（声：チョー）。平和な時間を過ごす彼らは、緑豊かな「フォレストランド」からやってきた謎の少女・アン（声：小松未可子）を助けたことで、新たな冒険へと旅立つ。 　フォレストランドでは天使・ムニエル（声：村瀬歩）が勇者として、国民の人気を博していた。しかしムニエルは天使らしからぬ野望を抱いており、フォレストランドばかりか、サンドランドをも巻き込む戦いを目論んでいた。巨大なエネルギーを生み出す鉱石・アクアニウムを原動力にし、世界の全てを破壊する力をもつといわれる空中要塞・ガラムを復活させようとするムニエル。ベルゼブブは世界を救うため、ムニエルとの最終決戦に挑む。 　PVではベルゼブブ、ラオ、シーフをはじめ、「悪魔の王子編」で登場したアレ将軍（声：鶴岡聡）、スイマーズたちも活躍。さらに「悪魔の王子編」で話題となった戦車アクションもパワーアップしている。「勇者はいつも君たちとともにある！」という言葉で国民を欺くムニエルと、罪のない人々を巻き込むムニエルの容赦ない攻撃に「こんな大勢でよってたかって……悪魔の方がよっぽどましだ！」と叫ぶベルゼブブの対照的な姿が印象的だ。 　キービジュアルでは、ベルゼブブとムニエルの間で、アクアニウムが輝いている。「悪魔の王子編」でも鍵を握っていたアクアニウムは、「天使の勇者編」のクライマックスでも、ベルゼブブたちに大きな影響を与えることになるのだろうか――本編が気になる仕上がりだ。 　「SAND LAND: THE SERIES」（全13話）は、9話までディズニープラス「スター」で配信中。第10話以降は、毎週水曜午後4時に、1話ずつ配信される。