オフロードデビューするなら100%コレ! 2万円前後なのに高性能なDFG「ACEヘルメット」
先日開催された名古屋モーターサイクルショーにて、オフロード専門用品メーカーのダートフリークがブースを出展。同社がプロデュースするライディングギアブランド「DFG」から、エントリー向けオフロードヘルメット「エースヘルメット」が展示されていた。価格はソリッドモデルは1万9800円(税込み)、グラフィックモデルは2万2000円(税込み)の予定で全4色展開、今年5月より順次入荷予定とのこと。オフロードヘルメットとしては随分とリーズナブルだが、果たして性能は如何ほどなのだろうか。 【画像】DFG「ACEヘルメット」をギャラリーで見る(27枚)
オフロードで必要な性能が詰め込まれたコスパ最強のヘルメット!
去年から立て続けにオフロード用のウェアやブーツを発表してきたDFG(ダートフリークギア)。オフロードバイク用品に30年以上携わるダートフリークが、満を持して自社プロデュースのオフ用ライディングギアを投入してきた。これからオフロードを始めるエントリーユーザーを第一に考えた設計で、扱いやすくリーズナブルな製品は人気を博している。 今回発表されたエースヘルメットも例に漏れず、リーズナブルかつエントリーユーザーに最適というコンセプトを尊守。安全性に優れた特許技術の採用をはじめ、インカムの装着やメガネの使用も想定した快適仕様を実現した。また日本人向けに内装形状を整えており、快適なフィット感で走行シーンを選ばない。さらに公道使用可能なSG規格を持つため、スポーツ走行はもちろん日常使いもできる非常にフレキシブルなヘルメットとなっている。 ヘルメットの重さはXS/S/Mでは1350g(±50g)、L/XLでは1500g(±50g)と価格の割には意外と軽い。仮に長時間被っていても首への疲労は抑えられるだろう。
特許技術「ERT」が微細な衝撃から頭を守る!
気になるのは、ヘルメット内部の全方向に埋め込まれたメッシュ状の青いシート。見たこともない内装パーツだがそれもそのはず、DFGの特許技術が生んだ「ERT(Energy Reduction Technology)」という特殊衝撃軽減フォームだそう。柔らかなポリマー素材の特性と衝撃吸収に特化した形状により、衝撃エネルギーを吸収してくれる。 従来のオフロード競技用ヘルメットは、脳に対して深刻なダメージを与えるほどの大きな衝撃は吸収できた。しかし脳震盪を引き起こすような小さな衝撃は防げず、そのせいでレースをリタイヤしてしまうライダーも少なくない。ERTではそういった小さな衝撃も吸収、分散できるため、より安心してオフ走行を楽しめるということだ。もちろん普段使いでも効果を発揮するので、ツーリングなどでも大変心強い。 オフロードヘルメットの中でもリーズナブルな同商品。オフ走行をする、しないに関わらず、十分に購入を検討してみる価値はあるのではないだろうか。
DFG エースヘルメット
・価格:マットブラック、ホワイト ¥19,800(税込み) ブラック/シルバー、ブラック/レッド ¥22,000(税込み) ・5月入荷予定 ・規格:SG規格 ・重さ:XS/S/M:1350g(±50g)・L/XL:1500g(±50g) ・素材:シェル:PC/ABS・バイザー:PA・内装:EPS(発泡ポリスチレン) ・サイズ:XS(53~54cm)、S(55~56cm)、M(57~58cm)、L(59~60cm)、XL(61~62cm) ・カラー:マットブラック、ホワイト、ブラック/シルバー、ブラック/レッド
Webikeプラス編集部