ヤクルト・奥川 志願して故郷・石川で「コラントッテ」トークショーに登場 G山瀬と盛り上がる中、恩師のサプライズ登壇に直立不動
ヤクルト・奥川恭伸投手が28日、石川県金沢市内で行われた「コラントッテ」主催のスペシャルイベントに登場。例年は都内で行われる同イベントだが、今年1月1日に起きた能登半島地震から復興を祈る奥川たっての希望で故郷での実現となった。 【写真】トークショーに登場した山瀬&奥川 星稜でバッテリーを組んだ巨人・山瀬慎之助捕手がスペシャルゲストで登壇し、奥川も終始リラックスした表情で盛り上がりを見せたトークショー。石川県での印象深い場所を問われると、奥川は「高校時代を過ごしたグラウンド」と挙げ、「3年間すごく濃かった。つらくなったときとかはグラウンドに顔を出して、いろいろなことを思い出したい」と“原点”ともいえる故郷に思いを寄せた。 また会の序盤には星稜時代の恩師・林和成前監督もサプライズで壇上に登場。駆けつけた約500人のファンも歓喜する中、奥川と山瀬は直立不動に。林前監督が「2人も中学から全国制覇して、素晴らしい選手だったので、プロ野球にしないといけないなと思って指導していました」と当時を振り返ると、奥川は「本当に優しく3年間接して下さった。今の自分があるのも林先生のおかげかなと」と笑った。 また山瀬は「こんな仏のような人はいない」と会場を盛り上げることに成功。「こんな距離の近い監督っていない」と続けた。