阪神・小野寺、200万円ダウンの1500万円でサイン
阪神・小野寺暖外野手(26)が19日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、200万円ダウンの1500万円でサインした。 プロ5年目の今季は左手首の靭帯損傷など故障にも苦しみ、25試合の出場で打率・148と不本意な成績に終わった。 「何をしてもうまくいかなかった1年でしたし、いろんなことを試してきましたけど、それに成績がついてこなくて。その中でケガもしてしまって、苦しかった1年ではあります。来年後がない気持ちでやるしかないと思います」と危機感をあらわにした。 内外野を守れるユーティリティー性も持ち味にしてきたが、来季に向けて「外野1本で。今まではいろんなポジションを練習してちょっと中途半端になってしまっている部分があったので、一番うまい外野手を来年は目指したいと思います」と生き残りをかけて臨む。