線状降水帯発生のおそれ 大雨の際に注意すべき点など ウェザーニュース気象予報士が解説【佐賀県】
サガテレビ
雨の状況を教えてください。 現在、佐賀県で広い範囲で雨が降っていて、強く雨が降っている場所もあります。活発な雨雲も発生していて徐々に佐賀県に近づいてきている状況です。このあと激しい雨、非常に激しい雨が降る可能性があります。 【キャスター】 このあとの雨の降り方は? 【甲斐気象予報士】 27日夕方6時からの雨雲を見ていきますと、断続的に佐賀県には雨雲がかかりそうです。局地的に活発な雨雲がかり、1時間に60ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあります。ピークは27日夜遅くから28日の朝にかけてとみています。線状降水帯が発生すればさらに雨量が多くなるため、土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。 【キャスター】 夜間に雨の量が多くなりますが、注意すべきことは? 【甲斐気象予報士】 斜面に近い場所にお住まいの方は垂直避難をしてください。崖と反対側の場所で、2階などなるべく高い場所で今夜は過ごされるようにしてください。 避難をされる方は、単独で行動せず、周囲の方と一緒に行動するようにしましょう。 水路や狭い道は通らないようにしてください。浸水してくると道路と用水路の境が分からなくなるので、なるべく大きい道を通りましょう。 車での移動は禁物です。浸水してくると身動きが取れなくなる場合もあります。 これから暗くなってきますので、注意が必要です。 きょう、佐賀の日の入りの時刻は午後7時32分ですので、なるべく暗くなる前に避難を済ませるようにしてください。 【キャスター】 早めの行動を心がけてください。
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