【MLB】ヤンキースが熱戦を制して3勝1敗に 2009年以来15年ぶりのワールドシリーズ進出に王手
リーグ優勝決定シリーズ第4戦【ヤンキース8-6ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド
日本時間10月19日、ヤンキースとガーディアンズが対戦するア・リーグの優勝決定シリーズは第4戦を迎えた。ヤンキースは敵地プログレッシブ・フィールドで行われた一戦で、最大4点のリードを守れず同点に追いつかれたものの、9回表に相手のタイムリーエラーなどで2点を勝ち越して勝ち越して8対6で勝利。3勝1敗で2009年以来15年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけた。マーク・ライターJr.が勝利投手となり、トミー・ケインリーはセーブを記録。エマニュエル・クラセが敗戦投手となった。 【動画】ヤンキースのジャンカルロ・スタントンが3ラン本塁打を放つ ヤンキースのルイス・ヒルとガーディアンズのギャビン・ウィリアムスの投げ合いで始まった一戦は、1回表無死1塁からフアン・ソトの2ラン本塁打でヤンキースが先制。その裏にホセ・ラミレスの犠飛で1点を返されたものの、2回表にはオースティン・ウェルズがソロ本塁打を放ち、3対1とリードを広げた。 3回裏にジョシュ・ネイラーのタイムリーで1点差に迫られたヤンキースだったが、6回表にジャンカルロ・スタントンの3ラン本塁打で6対2とリードを広げ、7回裏に無死1・3塁のピンチを迎えたところでセットアッパーのクレイ・ホームズを投入。しかし、ホームズが一死後にラミレス、ネイラーと二者連続のタイムリー二塁打を浴び、6対5と1点差まで追い上げられた。 7回裏一死1・2塁の場面でホームズをリリーフしたライターJr.は打者2人を抑えてピンチを脱出。ところが、8回裏に一死3塁のピンチを招くと、二死後にデービッド・フライの打球の処理を誤り、6対6の同点に追いつかれてしまった(記録はタイムリー内野安打と悪送球)。 しかし、9回表にヤンキース打線が奮起し、ガーディアンズの守護神クラセから無死2・3塁のチャンスに。一死後、アレックス・バーデューゴの打球が遊撃ブライアン・ロキオのタイムリーエラーを誘って1点を勝ち越すと、グレイバー・トーレスにはタイムリーが飛び出し、8対6と2点のリードを奪った。 9回裏はケインリーが締めくくり、ヤンキースが8対6で勝利。熱戦を制してシリーズの対戦成績を3勝1敗とし、15年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけた。あす行われる第5戦でヤンキースが勝利すれば、松井秀喜が在籍していた2009年以来のリーグ優勝が決まる。