不気味に頬がコケて垂れる“オゼンピック・フェイス”のセレブが続出!? ハリウッドで流行するダイエット薬に医師が警鐘
ダイエット薬として人気のオゼンピック。しかし英Daily Mail誌で、医師たちが「オゼンピック・フェイス」という副作用について警鐘を鳴らしている。 【画像を見る】ジェシカ・シンプソンなど、顔肉が激減する“オゼンピックフェイス”と思われるセレブたち 記事によれば、ハリウッドではこの「オゼンピック・フェイス」と見られるセレブが急増中。特徴は、目の周りが窪み、不機嫌そうに垂れた頬、弛んだ肌などがあり、服用者は年老いて縮んだように見えることだという。基本的には、急激に体重が減少した時と同じだ。ニュージャージー州の形成外科医、スミタ・ラマナダムによれば、「顔のボリュームが失われて顔の脂肪が減少することで、頬がより下がり、皮膚が弛むのが原因」。オゼンピックは注射によるもので、脳に満腹であることを伝達するホルモンを模倣する成分が食欲を抑制し、速いスピードで体重を落とせることで人気となっている。
目の位置が下がり、頬が落ち窪む
医師は2007年から200ポンドの減量をした俳優のジョン・グッドマンや歌手のロビー・ウィリアムズ、シャロン・オズボーンなどがこの「オゼンピック・フェイス」ではないかと推測。このうち、ロビーは薬の名前は明かしていないものの、減量薬を使用したことを認めている。 ラマナダム氏によると、女性のセレブはフィラーやメイクを用いるため、「オゼンピック・フェイス」の兆候はそこまで見られないという。しかし減量薬で42ポンド(約19kg)の減量をしたと言われているシャロン・オズボーンについては、「とてもわかりやすい」典型的な症例と指摘。「目の位置が下がり、頬が落ち窪んでいる。そのため多くのシワが発生している」。ほかにも「オゼンピック・フェイス」だと氏が分析するセレブには、ジェシカ・シンプソンやスコット・ディシック、リアム・ペインなどがいる。 この外見的な副作用のほか、オゼンピックには視力低下や便秘、人格の変化などが報告されているとのこと。どの薬でも言えることだが、劇的な効果があるということは、それだけ副作用のリスクも伴うということ、肝に銘じておきたい。
文:さかいもゆる