古里に思い寄せる 東京福島県人会浜通り会 総会と創立35周年祝賀会
首都圏在住の福島県浜通り出身者らでつくる東京福島県人会浜通り会の総会と創立35周年祝賀会は12日、東京都港区の芝パークホテルで開かれた。古里に思いを寄せ、結束を誓った。 約50人が出席した。鈴木実会長(いわき市出身)が「会員相互の交流を深め、古里に役立つ活動を続けていこう」とあいさつした。鈴木晶県東京事務所長、安斎隆東京福島県人会長らが祝辞を述べた。 海洋学者の原猛也さん(相馬市出身)が講演し、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出の科学的安全性について解説した。舞踊や歌謡ショーもあった。 席上、会の活動に貢献した桜井典子さん(楢葉町出身)と新妻芳子さん(いわき市出身)、NPO法人「かながわ避難者と共にあゆむ会」に感謝状を贈った。 (相双版)