高橋一生が奈良・法隆寺の歴史を紐解く 古刹を舞台に世界的アーティストが音楽・パフォーマンスを奉納
MBS・TBS系特別番組『OTOBUTAI in 法隆寺』が10日、深夜0時30分から放送される。今から1400年以上も前に聖徳太子によって創建された奈良・法隆寺を舞台に、世界的アーティストが唯一無二の音楽・パフォーマンスを奉納した『OTOBUTAI 2024 HORYUJI』の迫真のステージの模様とともに、俳優・高橋一生が法隆寺の歴史を紐解く。 【番組カット】日本を代表する古刹に思いをはせる高橋一生 同局は1989年の「金閣寺音舞台」以来、30年以上にわたって数々の名刹・世界遺産で文化イベント「音舞台」を開催してきた。“東洋と西洋が出会うとき”をテーマに、これまでに18ヶ所の名刹で国内外200組を超える一流アーティストが珠玉のパフォーマンスを奉納してきた。 今回、『OTOBUTAI 2024 HORYUJI』の舞台となった聖徳宗総本山法隆寺は、聖徳太子が亡き父・用明天皇のために造立を発願し、607年頃に建てられた古刹。世界最古の木造建築物を擁する西院伽藍に組まれた特設ステージで、今年9月、「法隆寺に吹く風」をテーマに、アレクサンダー・ガジェヴ(ピアノ)、ジュリアン・マッケイ(バレエ)、服部百音(ヴァイオリン)、坂本美雨(ヴォーカル)、原摩利彦(音楽監督)をはじめ、世界的なアーティストらが音楽やパフォーマンスを奉納。高橋が舞台の語り部を務めた。 同番組では、『OTOBUTAI 2024 HORYUJI』の模様を届けるとともに、仏教や歴史に深い興味があると語る高橋一生が、法隆寺住職の案内で境内を巡り、普段見ることができない金堂の中や、五重塔の秘密に深く迫る。また、ナレーションを務める俳優の黒木華が、歴史を今に伝える法隆寺の魅力とOTOBUTAIの世界を伝える。 【コメント】 ■黒木華 このように日本の歴史的価値のある場所で、世界的に活躍されている芸術家が集まる素晴らしいイベントが30年以上も続いていることに、まずとても驚き、興味を持ちました。 法隆寺は修学旅行やプライベートでも訪れたことはありましたが、私が以前から好きだった『ボレロ』が、この場所で踊られているのを今回番組で改めて見ることができたのが、とても印象的でした。 高橋一生さんとはドラマのお仕事などでご一緒したこともあります。とにかく博識でいろんなことに興味を持っていらして、その興味をまたとことん深く掘り下げる方ですね。なので、今回の高橋さんとOTOBUTAIとのご縁も、めぐるべくしてめぐってきたお仕事なのかな、と思いました。 この番組でOTOBUTAIの映像を見ていただければ、自分もいつかここへ行ってみたい、と思うはずです。映像を通してOTOBUTAIの世界をぜひ生で体験してみたい、と感じていただければと思います。