【シンガポール】国立大病院、心的外傷に特化のセンター開院
シンガポール国立大学病院(NUH)は、心的外傷(トラウマ)の治療・予防に特化した「国立大学トラウマ・センター」を開院した。同様の機関は国内で初めてという。 心的外傷は生死に関わるような体験により心理的な衝撃を強く受けたことで生じる精神疾患。国立大学病院では毎年、1,300人程度の患者を受け入れている。 新設されたトラウマ・センターでは、事故にあいやすい子ども、転倒などのリスクの高い高齢者、身体的負担の高い労働現場で働く外国人労働者を主な対象として、総合的な治療を行う。