「中山義秀文学賞」10日に福島県西郷村で第30回記念事業 式典や講演、歴代受賞作家との交流も 参加者募集
優れた歴史・時代小説を顕彰する中山義秀文学賞の第30回記念事業は10日、福島県西郷村の東京第一ホテル新白河で開かれる。中山義秀顕彰会の主催で、白河市など共催。現在参加者を募集している。 3部構成で実施する。第1部は午後1時30分から第30回中山義秀文学賞贈呈式を行う。「風と雅の帝」で受賞した荒山徹さんをたたえる。荒山さんが記念講演する。 第2部は午後2時30分から、文学賞ゆかりの作家が出席し記念式典を行う。第1回受賞者の中村彰彦さんが「中山義秀文学賞 誕生間もない頃の思い出」と題して講演する。同4時20分からは「歴史・時代小説の魅力について」のテーマでパネルディスカッションを行う。いずれも中山義秀文学賞を受賞した作家の伊東潤さん、上田秀人さん、澤田瞳子さんがパネリストとなり、文芸評論家の細谷正充さんがコーディネーターを務める。 第3部は歴代受賞者との交流会で、午後5時45分にスタートする。参加費7千円。
1部と2部は自由に参加できる。問い合わせは中山義秀顕彰会事務局へ。