献血協力で感謝状贈呈 赤十字が石垣駐屯地に
沖縄県赤十字血液センター(百名伸之所長)は13日、献血への協力に感謝し、陸上自衛隊石垣駐屯地に感謝状を贈呈した。2023年の開設以来、駐屯地ではこれまで計6回の献血が行われ、延べ395人が協力した。自衛隊対象の献血は、今月18、19日にも駐屯地内で行われる予定。 同センターは毎年6、11月に大型バスを石垣島に搬入し、市内で一般人を対象に献血を呼び掛けている。駐屯地も訪問し、主に隊員が献血に協力した。 同センター献血推進課の又吉宏樹氏によると、駐屯地開設後の昨年6月に行った最初の献血では2日間で170人の隊員が応じた。期間中、市内では延べ1100人弱が協力したが、このうち1割以上が陸自だった。 感謝状贈呈式で石垣駐屯地の中村康男司令は「表彰を頂いたことは本当に光栄。来週の駐屯地での献血も協力したい」と述べた。 県は「献血の日」である8月21日に、献血運動推進功労者表彰式を開催している。石垣駐屯地も参加する予定だったが、日程が合わなかったため又吉氏が来島し感謝状を手渡した。 同センターは今月23日まで市内を巡回し献血を呼び掛ける。1日50人以上が目標で、今後は市役所やハローワーク、八重山病院などでも行う予定。期間中の献血目標人数は990人。