【プリークネスS】主催者想定1番人気ムースが出走取消 ピムリコ競馬場到着後に熱発
米3冠競走の2冠目、プリークネスS(G1、ダート1900メートル、18日=ピムリコ)で主催者想定の1番人気だったムース(牡3、B・バファート)はピムリコ競馬場へ到着後に熱発が確認されたため、出走取消が決まった。15日、主催者が発表した。 同馬はバファート厩舎所属でケンタッキーダービーの出走資格を持たず、アーカンソーダービーを快勝後、ここを目標に調整されてきた。西海岸のサンタアニタ競馬場で調整し、飛行機と馬運車で14日の夜にメリーランド州ボルチモアにあるピムリコ競馬場へ到着。その後、熱発が確認されている。管理するバファート師は「ここまで順調にきていたので、ガッカリしています。ただ、私たちは馬のために正しいことをしなければなりません」とコメントしている。