「クラブよりも重要」ハリー・ケインがイングランド代表から離脱者続出で苦言。複数人が怪我で緊急事態に「あまり気に入らない」
イングランド代表でキャプテンを務めるFWハリー・ケインが、一部の代表選手たちが代表を辞退することについて批判の言葉を公にした。怪我により、当初のイングランド代表メンバーから大幅な変更があったが、主将がこれに苦言を呈した。英メディア『BBC』が現地時間13日に報じている。 【一覧表】サッカー最新FIFAランキング1位~100位 今回の代表戦は、ギリシャ・アテネでの一戦を控える中、もともと選出されていた26人のうち、8人の選手が代表から外れた状況。さらに、代替メンバーとして招集されたエバートンのDFジャラッド・ブランスウェイトも、負傷のためチームを離れクラブへ戻ることとなった。 同メディアによれば、ケインは「ガレス(・サウスゲート前監督)はイングランド代表でプレーする喜びを取り戻してくれた。それが一番大事なことだ」と述べ、「イングランドでのプレーは何よりも優先されるべきであり、クラブよりも重要だ。プロのサッカー選手として最も誇りある舞台だからだ」と続けた。 さらにケインは、「今週は残念だ。シーズンの厳しい時期であり、この状況が少し利用されているようにも感じる。本音を言えば、これはあまり気に入らない。イングランドはどんなクラブよりも優先されるべきだ」とし、クラブ優先で代表欠場を決める選手たちへの不満を示している。 イングランド代表は15日にUEFAネーションズリーグでギリシャ代表、18日にアイルランド代表と対戦する。
フットボールチャンネル編集部