ピエール瀧がNetflixを主戦場に完全復活!薬物逮捕から5年…大ヒット「地面師たち」で“悪徳法律屋”好演
「もうええでしょう!」 大ヒットとなったNetflixのドラマ「地面師たち」で、ピエール瀧(57)演じる犯人グループの元司法書士のセリフがちょっとした流行語になっている。 【写真】ピエール瀧と新井浩文に挟まれ…山本美月“もらい事故”写真 同作は、9月19日に配信開始となった「極悪女王」についに1位の座を譲ったものの、「Netflix週間TOP10(シリーズ)」で、7月25日の配信開始以降、6週連続でトップの座に君臨していた。「地面師」とは、他人の土地の所有者になりすまして売却を持ちかけ、偽造書類を使って多額の金をだまし取る集団のこと。2017年の「積水ハウス地面師詐欺事件」に着想を得たクライムサスペンスだ。 地上波では到底放送できない過激なバイオレンス&セックスシーンが満載の本作で、瀧は水を得た魚のように、うさんくさい関西弁で交渉に挑む押しの強い“法律屋の後藤”を演じている。スポーツ紙芸能担当記者はこう話す。 「瀧は、2019年3月に薬物逮捕され、同年6月に懲役1年6月(執行猶予3年)の判決を受けましたが、執行猶予が明けてからすでに2年。執行猶予明けは、『サンクチュアリ-聖域-』『忍びの家 House of Ninjas』、そして今回の『地面師たち』とコンスタントにNetflixのドラマに出演を続けています。大ヒットとなった今作で、またも強烈な爪痕を残した格好です」 芸能ジャーナリストの城下尊之氏の話。 「こうした演技力と個性のある俳優は不祥事を起こした後でも、やはり制作サイドからお声がかかる。配信は映画や舞台と同じで、お金を払って見るものなので、地上波のようにクレームは来ない。一方、地上波のテレビドラマは現在、制作費が絞られているので、Netflixは潤沢な予算で、ギャラもいいですから、双方にとって都合がいいというわけです。こうして出演を重ねていけば、いずれ地上波ドラマへの復帰の目も出てくる可能性はありますが、それにはもう少し時間を要するでしょうね」 逮捕当時、瀧は「損害賠償金30億円」とも報道されたが、逮捕から5年の月日を経て復帰は順調に進んでいるといえそうだ。ドラマの主戦場が地上波から配信に移る中、持ち前の存在感で、「もうええでしょう!」と、地上波に完全復帰する日も近そうだ。 ◇ ◇ ◇ 芸能人の薬物事件は散発的に発生するがゆえ、時に、誰かの復帰のタイミングで別の芸能人が捕まってしまうことがある。●関連記事【もっと読む】酒井法子“本格復帰”のタイミングで永山絢斗容疑者逮捕の不運…ピエール瀧、赤坂晃の復活が救い?…では、その一例に触れている。