フジテレビ「外部弁護士入れ調査」 中居正広さん女性トラブルへの社員関与報道で
タレントの中居正広さんの女性とのトラブルを巡って、一部週刊誌がフジテレビの社員の関与があったと報じました。これを受けてフジテレビは、外部の弁護士による調査を進めていると15日に明らかにしました。 【画像】フジテレビ大株主の米投資ファンド憤る 「企業統治に深刻な欠陥」
■中居さん、日テレMC番組を降板
「ザ!世界仰天ニュース」 日本テレビのホームページから 「様々なニュースを扱う番組の司会という役割などを鑑み、総合的に判断して、『ザ!世界仰天ニュース』を降板していただくことにいたしました」 中居さんは20年以上、MCを務めていました。番組の「降板」はこれが初めてです。 一部週刊誌が報じた女性とのトラブル。中居さんは内容に関して、一部事実であると認めています。 さらに週刊誌は、トラブルのきっかけとなった食事会の設定にフジテレビ社員が関与していたと報じています。 フジテレビ(公式ホームページから) 「当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません」 フジテレビは去年から弁護士を入れ、調査を行っていることを15日に明らかにしました。 フジテレビ(テレビ朝日の取材に対し) 「昨年より我が社は外部の弁護士を入れて事実確認の調査を開始し、現在もさらに進めており、今後の調査結果をふまえ、適切な対応をしてまいります」
■大株主・米投資ファンドから厳しい言葉
一方で、大株主からは厳しい言葉がありました。 米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」 「私たちは深い憤りを感じている」 アメリカの投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」は14日、フジテレビを傘下に置く「フジ・メディア・ホールディングス」に対し、書簡を送りました。 米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」 「エンタメ業界の問題だけでなく、企業統治に深刻な欠陥があることを露呈している」 ダルトンは株式の7%余りを保有する大株主で、「物言う株主」としても知られています。 米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」 「対応不足は許すことができず、深刻に非難されるべきです」 外部の専門家による第三者委員会を立ち上げ、事実関係を調査することなどを求めています。 フジ・メディア・ホールディングスは「個別の投資家との対応につきましては公表しておりません」とコメントしています。 (「グッド!モーニング」2025年1月16日放送分より)
テレビ朝日