MLB市場での価値は「100億円」規模 巨人と契約報道のR・マルティネスはなぜ“格安”で日本でプレーすることを望んだのか
中日を自由契約となっていたライデル・マルティネスが巨人と2年総額1600万ドル(約24億円)の契約を結んだと複数のキューバメディアが報じた。 【動画】相手に絶望を! 中日守護神マルティネスの快投シーン 全米野球記者協会のフランシス・ロメロ記者は自身のXで「ライデル・マルティネスは、NPBで2年総額1600万ドル(約24億6000万円)の契約を結んだ。28歳の彼は、関係者によればMLB市場では5~6年の複数年契約で5000万ドル~7000万ドル(約75億円~105億円)だ」と投稿した。 今季キャリアハイの60試合に登板して防御率1.09、43セーブを記録した竜の守護神には、MLB球団からも「100億円」規模の評価が下されていたことになる。メジャー移籍ならさらに高額で契約できていた可能性があったが、28歳の剛腕は日本でのプレーを望んだことになる。 マルティネスは、キューバ・メディア『Pelota Cuba』のインタビューで「自分の夢は日本シリーズに出場して優勝すること」と話し、「ジャイアンツなら、日本シリーズに行くチャンスがある」と決断したという。 今季セ・リーグを制した巨人で日本シリーズ出場、そして日本一をつかむことを一番の目標と定めたマルティネス。大勢との守護神争いにも注目が集まる中、他球団にとっては脅威となる。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]