明石・大蔵海岸の公園トイレに不審物 爆発物処理班が出動、危険物ではないことを確認 国道28号で一時規制
11日午前10時半ごろ、兵庫県明石市大蔵海岸通1の公園トイレで、警備員の男性(76)が不審物を見つけ110番通報した。 【写真】発煙筒付きアルミ容器の中身は…小学校そばで不審物騒ぎ 県警明石署によると、不審物があったのは大蔵海岸とJR朝霧駅を結ぶ歩道橋近くの男子トイレ。県警の爆発物処理班などが対応し、午後3時45分に爆発物など危険な物ではないことを確認した。 半径約50メートルの住民や店舗などには避難の呼びかけが行われた。国道28号や歩道橋、公園の一部では一時通行や立ち入りを規制したが、午後4時50分、完全に解除した。同署は威力業務妨害容疑を視野に捜査する。 公園周辺には10台以上の警察車両が駆け付けた。広い範囲に規制線が張られ、砂浜への立ち入りもできなくなった。防護服姿の爆発物処理班はトイレと警察車両を何度も行き来したり、無人の小型車を使ったりして不審物を確かめていた。 歩道橋を使って朝霧駅へ向かおうとしていた女性(72)は、「歩道橋を渡ればすぐなのに遠回りしなければいけない。いたずらなら迷惑なのでやめてほしい」と話した。