池坊「花の甲子園」全国大会 高校日本一競う 京都市中京区
高校華道日本一を競う「Ikenobo(いけのぼう)花の甲子園」の全国大会が、14日、京都市内で開かれました。いけばな発祥の地・池坊で開かれた全国大会には、各地区大会に参加した136チームから選ばれた北は北海道から南は熊本まで代表13チームが集いました。開会式で華道家元池坊の池坊専宗青年部部長は「培ったチームワーク、絆を発揮し、1日を過ごして下さい」と呼びかけました。全国大会は3人1チーム、1人10分ずつのリレー形式で「青春」をテーマにしたいけばなを制作しました。ハサミをもつ1人を残る2人がサポートし、直前に配られたキクやバラ、モミジといった花材を時間いっぱいまで生け込みました。終了後、審査員の前で、事前に準備した看板などを交え構成や工夫を説明していました。審査の結果、東海地区代表の県立岐阜商業高校が優勝しました。