現場付近　加古川

　兵庫県高砂市の河川敷に止めてあった車の中で、10歳くらいの男の子と、3歳くらいの女の子が倒れているのが見つかり、病院で死亡が確認されました。通報したのは母親とみられ、警察は現場の状況から、無理心中を図った可能性があるとみています。 【画像を見る】助手席には練炭が残っていたという　現場となった加古川周辺の様子

警察などによりますと、9日午後11時前、高砂市を流れる加古川の河川敷で、加古川市に住む27歳の女性から、「子どもが亡くなっている」と110番通報がありました。 警察が駆けつけたところ、10歳くらいの男の子と、3歳くらいの女の子が車の後部座席で、口から泡を吹いた状態で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。

通報したとみられる母親も、病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。 車の助手席の足元には練炭が残されていたということで、警察は母親が無理心中を図った可能性もあるとみて、捜査しています。