【山形】白鷹町郵便局強盗の被告「間違いありません」
YTS山形テレビ
今年9月、白鷹町の郵便局で現金100万円が奪われた強盗事件。 被告の男の初公判が山形地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。 起訴状などによりますと山形市上町の大工、杉沼武志被告(65)は、今年9月、白鷹町中山の白鷹簡易郵便局に侵入し、女性局長を包丁で脅して現金100万円を奪った罪に問われています。 山形地裁で開かれた初公判で、杉沼被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 冒頭陳述で検察側は、「被告は生活費に困窮し、消費者金融から借金を繰り返していた」「勤務していた建設会社が去年休業したことで仕事が激減し、妻に催促されていた生活費を手っ取り早く得るために強盗を決意した」と指摘。 山間部に位置し、人や車通りの少ない白鷹簡易郵便局を狙ったと主張しました。 一方の弁護側は、起訴内容について争わない姿勢を示しています。 次の公判は、来年の1月14日に開かれ、被告人質問などを行い結審する予定です。