スバルのニュルブルクリンク24時間耐久レース挑戦を指揮してきた辰巳英治総監督が2024年で勇退! 2024年型WRXは勝てるマシン!?【東京オートサロン2024】
2024年1月12日(金)~14日(日)の会期で幕張メッセ(千葉県)にて開催中の『東京オートサロン2024』。多くの自動車メーカーもブースを構え、プレスカンファレンスでは様々な発表がなされている。スバルは例年、カスタムモデルやSTIによるモータースポーツ活動の発表が行われてきた。さて、今年は何が発表されたのだろうか……?現在のスバルモータースポーツの大きな柱である「SUBARU WRX NBR CHALLENGE」。すでに2024年型のWRXが富士スピードウェイでお披露目されているが、『東京オートサロン2024』で正式に参戦が発表された。 【画像】2024年のニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦するスバルWRX。 参戦体制は昨年と同じくWRX S4をベースとした「SUBARU WRX NBR CHALLENGE」を2024年仕様に改めたもの。ドライバーはカルロ・ヴァン・ダム選手、ティム・シュリック選手、佐々木孝太選手に加え久保凛太郎選手が加わった。 また、全国のディーラーから選抜された8名のメカニックが派遣されるのだが、レースの第一線へのディーラーメカニック派遣は1990年のWRC挑戦以来、2023年まででのべ393名が参加しているという。 そしてその発表の場で、2009年以来スバルのニュルブルクリンク24時間レース参戦プログラムを指揮してきた総監督の辰巳英治総監督が、この2024年の挑戦を持って現場を退くことが伝えられた。 この2024年がラストチャンスとなることから、勝利を確実なものとすべく2023年参戦車両から、フロントスタビライザーブラケットの締結軸力やエキゾーストマニホールドの構造を見直すことで信頼性を大幅に向上させている。さらにエアロダイナミクスも進化しており、辰巳英治総監督曰く「完璧に勝てるマシンに仕上がっている」と語った。 マシンの仕上がり、チーム体制、現場の士気……2024年のニュルブルクリンク24時間レースに向けて自信を覗かせた辰巳英治総監督だが、SUBARU WRX NBR CHALLENGEは総監督の言葉通りに「勝利」という「璧」を「完」うすることはできるだろうか?
MotorFan編集部
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