日比野菜緒 マドリッドOP初戦敗退、世界70位にストレート負け<女子テニス>
ムチュア・マドリッド・オープン
女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は24日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク85位の日比野菜緒は同70位のA・クルーガー(アメリカ)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。 【大坂なおみ、シフィオンテクらマドリッドOP組合せ】 29歳の日比野は今月、12日と13日に行われた国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ(日本/東京、ハード)ファイナル予選「日本vsカザフスタン」に日本代表として出場し、Y・プチンセワ(カザフスタン)とA・ダニリナ(カザフスタン)を撃破。シングルス2勝をあげ日本のファイナルズ出場に大きく貢献した。 その後はオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール(フランス/ ルーアン、室内クレー、WTA250)に出場したものの、ハードコートからクレーコートへの変化、また日程的なディスアドバンテージもあり、1回戦でE・ルスに屈していた。 この試合、日比野は4本のダブルフォルトを犯すなどサービスで精彩を欠き5度のブレークを許す。リターンゲームでは3度のブレークに成功したものの、1時間27分で力尽きた。 勝利したクルーガーは2回戦で第14シードのE・アレクサンドロワと対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、アレクサンドロワはこの試合が初戦となる。 同日には世界ランク33位のS・スティーブンス(アメリカ)や同100位のS・エラーニ(イタリア)、同197位の大坂なおみらが初戦突破を決めた。