【山形】サクランボの収穫期控え、高品質生産のための広報
YTS山形テレビ
サクランボの収穫期を来月に控え、寒河江市では高品質のサクランボの生産を呼び掛ける広報キャラバンの出発式が行われました。 「全国のみなさんに(サクランボを)お届けするため、一途に果実と向き合って最善を尽くすことを誓い決意表明とします」 出発式には、JAや県の関係者など、およそ30人が集まりました。 県によりますと今年のサクランボの生育状況は、4月上旬の気温が高かったことで、平年より5日程度早いと見込まれています。 出発式では県の担当者が高品質の生産に欠かせない「摘果」を実演。 手やハサミだけではなくパスタスプーンと呼ばれる器具を使うことで、実が多いところで効率よく作業ができることを説明していました。 このほか去年の猛暑の影響で、「紅秀峰」を中心に規格外の「双子果」が多く発生している状況も報告されました。 この双子果、日当たりのよい枝に多く発生するため見逃さずに素早く「摘果」することが重要だということです。 【県農林水産部 近野広行課長】 「双子果が多いので、双子課の摘果。成りが多いところでは、摘果をしっかりとしていただて大玉のサクランボを作ることをお願いしたい。」 広報キャラバンは、7月上旬まで行われる予定です。