NiceEzeは6月17日、“宅配便の再配達ゼロ化”を実現する日本初とうたう販売機能を併設した“変形式”AI宅配ボックス「スマロビ」を正式ローンチした。 【もっと写真を見る】

写真：アスキー

　NiceEzeは6月17日、“宅配便の再配達ゼロ化”を実現する日本初とうたう販売機能を併設した“変形式”AI宅配ボックス「スマロビ」を正式ローンチした。 　 　4月1日より、トラック運転手の時間外労働時間の上限規制が開始し、輸送能力の不足やコスト増などから、現在「物流の2024年問題」が大きな社会課題となっている。 　 　「スマロビ」は、あらゆる大きさの荷物を24時間いつでも預入・受取可能とするサイズ変形式AI宅配ボックス「スマロビAIラック」と、日用品を冷蔵にて販売するAI無人ストア「スマロビAIストア」により構成される。 　 　これまで宅配ボックス普及の壁となっていた導入・運用コストを最大およそ8割削減し、初期導入費無料・月額1万円～2万円の運用費でのサービス提供を実現。 　 　また、スマロビAIラックはサイズを自在に変形できるため、従来の宅配ボックスに比べ設置面積を変えずに平均2倍以上の宅配物を格納できるという。専用の荷捌き所でヤマト運輸、佐川急便、SBS即配といった各宅配事業者からマンションに届く宅配物を一括で受け取るため、宅配便の再配達ゼロ化を実現できる。 　 　さらに、宅配ボックスとしての機能に加え、食品や日用品を24時間いつでも購入することができる“無人ストア”としての機能・スマロビAIストアも併設するという。 　 　生活者（マンション住民）にとっては24時間いつでも自分の好きなタイミングで荷物を受け取ることができ、食品や日用品等の購入も可能なほか、配送事業者はこれまで再配達・館内配送・接客にかけていた時間と労力がゼロとなり生産性が向上。 　 　 不動産事業者（マンションオーナー）にとっても初期導入費無料・月額1万円～2万円の運用費により宅配ボックスをマンションに導入・運用できることに加え、従来の宅配ボックスに比べ設置面積を変えずに平均2倍以上の宅配物を格納できるため、省スペースでの宅配ボックス設置が可能だとしている。 　 スマロビ概要 契約方法： NiceEzeとサービス利用契約を締結することにより、全国どこでも「スマロビ」の導入・運用が可能 スマロビAIラックおよび専用荷捌き所の設置～館内配送を含むサービス開始契約締結から最短3ヵ月 スマロビAIストアの設置～サービス開始契約締結から最短1ヵ月 料金：初期導入費は無料で、月額利用料形式 　　　月額利用料金はマンションサイズに合わせて1万円～2万円程度 　 文● ASCII