専大松戸・平野大地「真鍋君と直球で勝負したかった」 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会は第10日の29日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝があり、専大松戸(千葉)は広陵(広島)に2―9で完敗した。最速151キロ右腕として注目された専大松戸・平野大地投手の試合後のコメントは次の通り。 【広陵vs専大松戸を写真で】 ◇いい打者と対戦でき楽しかった (二回途中6失点、自責点4で降板)いい打者がそろっているのは知っていたが、納得いく投球にならなかった。 (広陵の注目打者の真鍋選手との最初の対戦で右前打を許した)2球とも変化球になってしまったが、ストレートで勝負したかったのはある。自分のストレートに対して真鍋君の反応を見てみたかった。中盤までは投げられると思っていたが、(二回に)自分のエラーでピンチを作って大量失点になってしまったのが一番の悔い。申し訳ない。 (真鍋選手の印象は)体の大きさも違うし、オーラもあった。甲子園でいい打者と対戦できたことが収穫。自分も楽しかったし、抑えられればよかったけどそこは悔いですね。変化球も高めに浮いてしまい、そこを逃さないのが一流の打者。今まで戦ってきた打者とは違う。 (持ち味の直球よりも変化球が多かったが、肩肘の影響は)問題はない。(疲労も)特に感じていない。万全の状態で入った。 (球速が注目されて迎えた大会。もっと直球で攻めたかった気持ちは)こんなに早く相手打線につかまる想定はしていなかった。2巡目ぐらいから真っすぐで押していこうという気持ちもあった。150キロで打たれるよりも、140キロの真っすぐで打ちとれるほうがいいと、(持丸)監督さんからも言われていた。初戦(の2回戦)と3回戦はストレートでファウルもとれていたので、そこは自信になった。 (直球の質にこだわった甲子園だったのか) はい。質を意識しました。 (さらにステップアップしていくため) そうですね。