現役ドラフト移籍選手は、2年で半数近くの11人が戦力外に…初年度選手は残り3人
22年に設立された現役ドラフトにより、計24人が移籍したが、ここまで戦力外となったのは初年度で9人、2年目で2人と計11人だ。 【一覧】過去2年に現役ドラフトで移籍した選手 初年度では15年夏の甲子園を盛り上げた成田 翔投手(秋田商)、開幕投手経験もある笠原 祥太郎投手(新津)などが戦力外となった。成田は退団後、クラブチーム・全川崎でプレーし、笠原は今季、二軍球団のオイシックスでプレーした。巨人から広島に移籍した戸根 千明投手(石見智翠館)も今季で戦力外。1年目は24試合に登板したが、2年目は一軍未登板に終わった。また、陽川 尚将内野手(金光大阪)は阪神時代に23本塁打を放つが、西武では1年目の1本塁打、今季は11試合に出場して、打率.133と数字を残すことができず、戦力外が決まった。 23年の現役ドラフトでは、DeNAから楽天に移籍した櫻井 周斗投手(日大三)、楽天から広島に移籍した内間 拓馬投手(宜野座)の戦力外が決まった。左の中継ぎとして期待された櫻井は8試合で防御率8.44に終わった。内間は一軍未登板だった。