コバホーク小林鷹之氏 開成高「大先輩」渡辺恒雄さん追悼「同窓の議員と共に定期的にご指導を頂いて…」
自民党の小林鷹之前経済安保相(50)が、20日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。19日に98歳で亡くなった読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄(わたなべ・つねお)さんをしのんだ。 【写真あり】肺炎で亡くなった“球界のドン”渡辺恒雄氏 小林氏は「渡辺恒雄主筆がご逝去されました」と投稿。母校・開成高のOBである渡辺さんについて「高校の大先輩ということもあり、政治家になって以来、同窓の議員と共に定期的にご指導を頂いてまいりました」と振り返り「比類なき見識、洞察、経験、人脈に多くのことを学ばせて頂くご縁を頂いたことには感謝しかありません。心からご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。 渡辺さんは1926年5月30日生まれ、東京都出身。株式会社読売新聞社社長、読売ジャイアンツ(巨人)の球団オーナー、株式会社読売ジャイアンツ取締役最高顧問、社団法人日本新聞協会会長を歴任した。「ナベツネ」のニックネームで知られ、政財界に幅広い人脈を築いた。07年、第54回カンヌ国際広告祭で世界のメディア業界の中から傑出した人物を讃える「メディアパーソン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。19日午前2時、肺炎のため東京都の病院で死去した。 副社長時代の89年、読売巨人軍の球団内で組織された最高経営会議のメンバーに選ばれたことをきっかけに球団に関わるように。その発言が球界に強い影響力を及ぼすようになり、96年にオーナー就任。記者としての知識を生かし素早く野球業界について学び、球界発展の立役者となった。