「グラスアート」世界展を目指す 芸術家・秋山実さん
透明のバスタブにイルカなどの絵を描きたい
さらに、2014年から「ライティングアート」プロジェクトを始動、日本ライティングアート協会」(大阪市北区曽根崎)を設立した。 ライティングアートとは、ライティング(明かり)とアートの創造的融合によって創りだされるもので、言わば明かりのデザインだ。これに関してはスクール事業をはじめ、ライティングアートに関する企画、運営、イベント立案などをやっている。 「あべのハルカス近鉄本店」の展示会ではかなりの反響を呼んだというが、今後はどのような創作活動を続けていくのだろうか。その点についても聞いてみた。 「今、いちばん考えているのは透明のバスタブにイルカなどの絵を描くこと。それをニューヨークかヨーロッパで展示したいと思っています。猫脚のバスタブでないといけません。透明なものをずっと探していますが、まだ見つかっていません。日本だけでなく、海外での展示会を視野に入れ、バスタブアートはその時の目玉にしたいんですよ」 世界に向けて夢が膨らむ秋山さんのグラスアート。今後の活動に注目したい。 (文責/フリーライター・北代靖典)