早くも“絶望”…?いまだ試合出場なしの1軍戦力(6)シーズン防御率0点台があっても
2024年シーズンのプロ野球は、開幕から2ヶ月以上が経過。例年通りの活躍を見せる選手、ブレイクの兆しを見せている選手など、その現状は様々だ。中には、一軍でも戦力となる実力がありながら、今季はファームでの出場すら叶っていない選手がいる。今回は、いまだ試合出場がない一軍経験者を紹介する。
尾形崇斗
投打:右投左打 身長/体重:182cm/82kg 生年月日:1999年5月15日 経歴:学法石川高 ドラフト:2017年育成選手ドラフト1位 伸びのあるストレートが魅力の尾形崇斗は、実戦を目指している段階だ。 学法石川高では1年春からベンチ入り。3年夏の福島県大会前からドラフト候補と評された。2017年ドラフト会議では、福岡ソフトバンクホークスから育成1位指名。早期の支配下登録が期待されていた。 迎えたプロ3年目には、オープン戦で11イニングを投げて防御率0.00と抜群の成績を収めた尾形。3月に支配下契約を勝ち取り、同年にプロ初登板を果たした。 また、翌2021年は8試合の登板ながらも防御率0.87を記録するなど、一軍でも存在感を発揮。同年は10回1/3を投げて2四球と、制球も安定していた。 昨季も一軍で12試合に登板したが、今季は3月から右肩のコンディション不良でリハビリ組に。 早期の実戦登板を目指し、一歩ずつ歩みを進めている。
ベースボールチャンネル編集部